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    アニメ・ラノベの同人小説倉庫

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    □ とある魔術の禁書目録 □

    一方通行と妹達のSS 「複製時代の優性思想(アウトブリード)」

    「ハッ……じょォだんじゃねェぞ……」
     一方通行はひたいに浮かぶ汗をざっと拭って、毒づいた。いまや額だけでなく、脇の下や手のひらにも激しい発汗が認められる。生気のない白皙には、極度の興奮状態を示すように赤みがさしていた。
     動悸、眩暈、発汗、著しい興奮。一万回になんなんとする戦闘のどの段階でも、これらのことはありえなかった。戦闘はいつも退屈に始まり、一方的な虐殺に終わる。彼から『死』が与えられることはあれど、『死』が彼に跳ね返ることはない。だから一方通行の名を冠された。
     一方通行(アクセラレータ)。万象をベクトルとして知覚認知し、三次元のいかなる方角へも自在に投射する能力は、日光空気電磁波、はては放射能ですら、絶対に彼を傷つけない。
     外界の影響を受けない彼の容貌は、気味悪いほど整っている。おろしたての白絹のように瑕疵がないのだ。そしてそれゆえに脆弱で、一方通行はもう長いこと激しい感情の起伏を感じたことがなかった。
     一方通行にしてみれば、これも退屈な実験の一つとして終わるはずの出来事だった。
     予想は外れ、今、一方通行は、危機感で沸騰する体内系統に、半ば恐慌を起こし始めている。
     ――くそッ、落ち着けッ!

     開始前、今回は少し特殊な実験をする、と告げられた。
     全く読まないまま同意書へもサインし、所定の場所で投薬を受けた。皮下に注射を二本、錠剤を三粒。

    「なァンか、一服盛りやがったなァ!?」
    「説明を受けていないのですか、とミサカは驚きを表明します」
     対戦相手の妹達(シスターズ)、識別番号10003は、不自然な喋り方でそう告げた。茶色の髪を肩でそろえた、高校生ぐらいの少女が、暗視ゴーグルをずらして素顔をさらす。御坂美琴という名の少女のクローンである妹達(シスターズ)は、遺伝子を提供した本人よりも、若干高い肉体年齢まで成長させられ、そのせいか、めりはりのある体つきをしていた。
     戦闘にひと段落つき、安堵のため息をつく妹達(シスターズ)を前にして、一方通行は指一本動けなかった。ただベッドの上に這いつくばって、妹達(シスターズ)を睨むことしかできない。
    「今、あなたには、複数の薬物が投与されています。主な作用は、交感神経の興奮、および神経系の知覚過敏。強心と、血液の循環促進作用により、副次的に『勃起』を促す作用もあります、とミサカは指折り数えて説明します」
    「勃起だァ……?」
    「生殖器の勃起作用のことです、とミサカは丁寧に説明します」
    「なァ……ッ!? ッけんな、ねェだろそれはァ! そんなことして一体何になるッてンだ!」
    「被験者の生殖行為をサポートするためです、とミサカはさらに説明します」
    「はアァァ!?」
     妹達(シスターズ)は靴を脱ぐと、一方通行の横たわるベッドの上に乗った。
    「どォいうことだよ! 分かるように説明しやがれ!」
    「分かりました、とミサカはうなずきます」
     
    「……樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)のプログラムに、あらたな計画が加わりました。二万通りの戦闘以外にも、レベル6を入手する方法が見つかったのです。今回は、その記念すべき第一回めなのです、とミサカは前置きします。その企画とは」
     妹達(シスターズ)は唐突に服を脱いだ。
     いつもの一方通行なら、何の感慨も湧かない灰色の視覚情報として認識しただろうが、なぜか今日に限って勝手が違う。そこには記号としての半裸の妹達(シスターズ)ではなく、色っぽくはだけたシャツの女の裸体があった。
     一方通行の中で、ざわざわと潮騒のように胸が鳴る。言語を絶するほど不気味で不可解だった。
    「学園第一位の一方通行(アクセラレータ)と第三位の超電磁砲(レールガン)を
    "かけあわせる"
    ことだったのです、とミサカはセンセーショナルな事実を叩きつけます。その子どもが、高確率でレベル6の素養を持つ、とミサカは教えられました」
    「……」
     一方通行はもはや言葉もない。異様に鋭角になる意識を集めて、目の前の妹達(シスターズ)を粉砕するべくベクトルを演算する。
    「……てめェの遺言はそれだけかァ? 最高の寝言をありがとよォ! 悔いて死ねッ!」
     必殺のはずの電流乱しは、妹達(シスターズ)に通用しなかった。ばちっと電気が妹達(シスターズ)の腕で爆ぜ、それっきり沈黙する。
    ――くそッ……なンで演算がうまく行きやがらねェ!
     一方通行は屈辱まみれで思考する。ふとんに拳を叩きつけたかったが、腕は全く持ち上がらなかった。

     妹達(シスターズ)はスプリングをきしませて、一方通行の上にまたがった。

    「……しかし、ミサカのオリジナル・御坂美琴が
    『何十人も子ども産むなんて冗談じゃないわよ!』と計画を拒否。
    同時に毛も生えてない一方通行に生殖行為は難しいだろう、との観点からプログラム作成は難航。
    そこで薬物と妹達(シスターズ)のバックアップによる勃起障害克服を目的とした新企画、『複製時代の優性思想(アウトブリード)』が発動したのです、とミサカは一息に説明します」
    「発動したンです、じゃねェェ! つーか、け、毛ぐれェ生えてンよッ!」
     一方通行は羞恥のあまり一瞬どもったが、妹達(シスターズ)は聞いていない。自分の胸を叩き、自信満々に話を続ける。
    「安心してください、とミサカは請合います。ミサカは首もげ血しぶくギリギリプレイなどを駆使して必ずや一方通行の『をのこ』をオッ立たせます」
    「人の話聞きゃがれェッ! 首もげるのはギリギリどころかガチアウトのスナッフだろうがァァーッ!」
     一方通行(アクセラレータ)は絶叫した。
    「大脳の興奮(ドキドキ)を感じる部位と性欲(ムラムラ)を感じる部位は非常に近いマッピングだ、とミサカは関係資料で読みました。
                              ホワイトアスパラ・アクセラレータ
    それゆえ、ドキドキ・ムラムラ両者の併用は『役立たずの一方通行』にも高い効果を挙げるはずだ、
    とミサカは樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)の演算結果をそのまま述べます」
    「ホッ、ほッ、ほわいッ……!?」
     一方通行は限界だった。
     毛が生えてない、のあたりでもそう感じたが、これは限界を一万光年は突破していた。あらゆる殺戮でもっとも苦痛を感じる殺し方を念じ、コンマ以下の速度でベクトルが収束するが、なぜか狙いは外れ、無害な風がそよと妹達(シスターズ)の髪を揺らしたばかり。
     マウントポジションをとる妹達(シスターズ)の肌すら傷つけられなかった。
     ――くそッ、くそッ、くそォッ!
    「壊すッ! めちゃくちゃに電流走(おかし)てやるッ! ヤるッつッたらヤるぞ! 樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)の母体(マザー)はどこだァァッ!」
    「新企画は以降特に断りがない場合『あうと☆ぶりーど』と呼ばれます、
    とミサカはまったく無視して続けます」
    「なンだその地雷ギャルゲみたいなネーミングはァーッ!」
    「あいだの星マークを省略してはならない、とミサカは念を押されました」

     妹達(シスターズ)は一方通行の上にまたがって、ゆるりと太ももをひらいた。

     短いスカートが膝頭にもちあげられ、その奥のひみつを晒した。
     白い下着をつけていた。そこに目が行ってしまうことに、一方通行は戦慄する。これまで記号でしかなかった世界が、急速に色づき、肉付けられていく。 一方通行にとっては自分が自分でなくなるような恐怖だった。空虚な中身に蓋をして、諦念で恰好をつけてきた自分が、内側からの煮沸で虚勢をはがされつつあるのだ。
     
    「『グッバイ、カッコつけのヒネガキ。ウェルカム、遅すぎる思春期♪』
    とミサカは台本どおり読みあげます」
     妹達(シスターズ)はどこかから取り出した台本を棒読みしながら、ぐっ……と腕で谷間を寄せ、一方通行にキスをするべく身を乗り出した。
     谷間に視線を取られ、動転して、うろたえている間に、もうキスされていた。
    「んん……ちゅ……っ」
     快とも不快とも感じないはずだった口唇同士の接触事故が、それ以上の意味を持って一方通行にあてがわれていく。微香付のリップを使用しているのか、ぬめる唇からかすかに薬剤めいた味がした。戦闘で並ぶもののない傑物と評され自負してきた自分が全く手も足も出ないというこの事実を、一方通行はほとんど受け止められずに、ただ、絶叫する。
    「ッけんなアァァァッ……!!」
     ベクトルを転換する。ただそれだけでこの非日常は終わりを告げる。だというのに身体は動かず、識閾値以下で行われてきた演算スキルの大半がレッドアウトしてしまっている。今の今まで予想すらしなかった異常事態が今まさに一方通行の身へ降りかかろうとしていた。
     一方通行は外界の影響をもことごとく遮断して生きている。だが食物と飲料水だけは摂取を免れない。触れた舌も体表組織である以上、毒物を分けることができたのに、実験だといわれてそのまま飲み込んだ。錠剤すべてを体内に取り込んだ。
     今のところ、薬はよく効いているといえた。感じたことのない生理的欲求が彼を支配し、身体の自律を狂わせていく。したくもない行動が彼を動かし、踏みとどまろうともブレーキが利かない。
     一方通行の意思を超越した部分がむきたてのたまごのように外界へ無防備に晒されていた。様々な一方通行を構成するものを剥ぎ取られていき、最後に残ったのは、視覚化された欲望の対象、つまり御坂美琴の似姿へ覚える、どうしようもない渇望だった。
     半身に血が集まっていくのを感じる。思考に濁りが出るのを嫌ってほとんど押し殺してきた欲求が顔を覗かせ、頭をもたげていくのを感じる。色も味も重みもない実験体という記号に内部環境がまったく別種の意味づけをしていくのすら感じる。
     ……キスは続いていた。薬のような味は熔け、ほとんどむせかえるような甘さだけが舌に残った。劣化した油の感触が気にならないほど、それはどうしようもなく、『甘』かった。他人の粘膜へ強制的に接続させられているという事実が全く不快ではなかった。他人、別の個体、を意識させないほど、妹達の親和性は高かった。
     もはや自己分析の追いつかない速度で自分の内面が塗り替えられていく事実に、一方通行は忘我の境地へ達していた。何をかは知らず、苦痛と興奮がない交ぜになったような感覚だけが通奏低音のように意識の奥底へ流れている。
     ――それを性的な興奮と呼ぶのだと、一方通行は唐突に気がついた。

     唇が離れていった。妹達は前開きの服をあえて脱がずにたくし上げ、腹部ないし胸部をほとんど鎖骨までさらしてみせた。レースづくしの下着のカップに、持ち重りのしそうな肉がたっぷりとつまっている。そこには、少年体型のオリジナル・御坂美琴の面影はなく、ただ顔立ちだけが14のまま、あどけなく曖昧な微笑をたたえている。
     妹達はたくしあげた服を口にくわえた。それから下着のカップをそっと下へ。下着のフレームはそのままに、乳房だけが完全にさらされた。小さな乳首がつん、と現れ、ピンク色の蕾のように、硬く頭をもたげている。
    「ああ……」
     妹達が押し殺した息をあげる。そこには陶酔の色が混ざっていた。
    「あなたの熱い視線を感じます、とミサカは台本通り読みあげます……」
     薬剤によって強制的に肉体年齢だけを成長させた妹達は、しみもしわもない、赤ん坊のような肌をしていた。影もなければ日焼けもない、均した雪のようにただどこまでも白い表皮が、しっとりと汗を浮かばせ、一方通行の眼前に晒されている。その色つやに、心の奥底から渇望した。それはすぐ、手を伸ばせば届く位置にある。
     ほとんど動かないはずの、指先がぴくりとわなないた。気も狂うほどの欲望をもってしても、それが精一杯だった。
    「……っろ、してや……殺してやるゥ、ぜェッ、たい、にイィィィッ!」
     今では殺意ですら甘痒い。今まで殺す行為に私情など挟んだことはなかった。いちいちそうすることで磨耗する心のどこかを守りたかったからかもしれない。スイッチのオンオフ程度の決定でしかなかったものが、自分でも手がつけられないほど膨れあがっていく。
     それは明確な憎悪を形作って半人形の妹達に向けられた。その凶悪な感情が、薬によってねじまげられた。
    「……痛そうですね、と、ミサカはさげすみと興奮のまざった視線を向けます」
     妹達は一方通行のへその下に手を置いた。浅い股上のズボンは、痛いぐらいに張っていた。その上を、妹達の細い指が這い回る。
     一方通行の肺から空気が搾り出された。声なき絶叫が胸を焼く。天井が落ちてくる、かと思えるほどの、前後左右の感覚を失くす、快感だった。
    「おやおや、とミサカは嫌味たっぷりに嘆きます。いまにもイッちゃいそうではないですか、とミサカはニヤニヤしてみます」
     ほんの数秒前まで、それは殺したいほど憎い相手のはずだった。強烈な感情がベクトルをねじまげられ、そのまま獣欲にシフトした。屈服させてやる、犯してやる、泣いてひれ伏し、許しを請うまでやってやる。
    「かわいー♪ と、ミサカはあなたをつんつんします」
     ぐったりと動けないままズボンを脱がされた。それだけでも屈辱が極まるが、なお悪いことにそれは真上を向いていた。ひりつくような飢えと渇きをまとわりつかせて、大砲のように脈打っている。その竿を妹達は卵の殻でも剥くような気安さでつるりと露出させた。痛みと快感まじりの刺激を、くにくに、と手で加えはじめる。
     一方通行は唇を噛んで耐えた。血がひとすじあごから首に伝わった。痛みよりも快感よりも、ひどい屈辱のほうをなんとかしたかった。
    「我慢しなくていいんですよ? とミサカはエンジェルスマイルを浮かべます。すぐに次も出させてあげますから」
     ふざけるな、と怒鳴り散らしたかった。声さえ出さなかったのは、気を抜くと声帯が震えそうだったからだ。無様なうめき声を聞かれるぐらいなら、このまま殺された方がマシだった。
    「強情ですねぇ……とミサカは苦笑いします」
     妹達は髪をかきあげると、大口をあけて、一方通行のものを飲み込んでいった。喉の奥までずっぽりと受け入れると、根元から先端まで、ねっとりと唇を引いていく。電撃よりも早く感触が脳を撃った。防ごうとしても無駄だった。抗いきれない量の快感の波が決壊して何もかも壊していった。
    「……! んんっ、んく、んく、くうぅ……!」
     どくどくどく、と体液が流れていく感触があり、視界が真っ白になった。妹達の舌がなめらかに動き、一方通行から強制的に絞り上げていく。のどを鳴らしてうれしげに飲み干す妹達の恍惚の目が、一方通行をまっすぐに見ている。
    「……いっぱいでましたね、と、ミサカはいい子いい子してあげます」
     妹達は舌をべっとつきだした。白っぽい粘液がくぼみいっぱいに溜まっている。それを指ですくって、その指を自身のスカートの中へ持っていく。
     片手で器用にパンツの後ろのほうを下ろして、白い精で汚れた指を、パンツの中に持っていった。くちゅり……と、粘性の音がして、付け根までまくれあがったスカートの奥に、白濁液まみれの第一関節が埋め込まれていく。
    「ふあぁ……ぬるぬるでぇ……未知の感覚です……と……ミサカは……」
     妹達が、一方通行のものを塗りこめているそこは、ざっくりと割られた無花果のように赤く、複雑な襞を備えていた。みずみずしい赤色のそこに細い指がぬちゅぬちゅと出入りする姿から、一方通行は目を離せない。
    「あぁんっ……なんだか……身体の奥が……ずきずきします……と、ミサカは……切なく……訴えかけます……」
     犬のようにだらしなく舌をつきだし、妹達が公開オナニーショーを続ける。とろとろの粘液をかきまわす指に力が入り、がくんと身体がのけぞった。
    「……指で……こんなに……気持ちいいなら……あなたのソレが入ったら……あぁんっ……と……ミサカはものほしげに見つめます……」
     妹達は、はーっ、はーっ、と、全身運動でしかありえないほど息を昂ぶらせ、一方通行の上に座りなおす。
     ちゅく、と一方通行の先端に、濡れた感触がした。
     声を上げたのは、二人同時だった。
     妹達は焦点の飛んだ目で、腹部にぺったりと張り付いている男の根元を掴んだ。ぐぐうっと自分の側にたわめて、入り口に先端をくわえ込ませる。
    「はぁっ……あ、あ、ああっ……!」
     相当程度の抵抗があった。気が狂いそうなほどゆっくりと時間をかけて、妹達が身体を沈めていく。気持ちいいのを通り越して、もはや拷問だった。身体さえ動かせれば、一瞬で奥深くまで味わえたはずだった。じわりじわりとあぶり焼きにされるように、快感がひどく低速でやってくる。
    「うぅ……ン……あ……と、み、さか、は……」
     ――ぬぷぅっ……
     最奥まで到達した妹達は、そこで糸が切れたように、ぷつりと身体の力を抜いた。
    「……薬物でサポートを受けたとはいえ……すこし痛いですね……とミサカは……後悔します……こんなことなら、もっと事前に自主練習してくるべきでした……」
     ぬちゅ、ちゅ、と浅い動きだけをおそるおそる繰り返し、妹達がため息をつく。
     その刺激に、一方通行の箍が、ぶちん、と音をたてて外れた。
    「てめェ……ぬるいことしてンじゃ、ねェよ……」
     一方通行が低いうなり声を出す。自ら腰を振れるものなら振りたかった。しゃにむに身体を動かして、とっとと出すもの出して抜く。もはやそれ以外のことが考えられないほど、一方通行は追い詰められていた。
     温かく濡れそぼる内壁に、ちゅぷちゅぷと浅い出入りだけが許される。狂おしいほどもどかしい。
    「……申し訳ありません、と、ミサカは真摯にお詫びします……あなたのことだから、せっまい処女のあそこじゃないとヌケない、なんていうこともあるかと思い、このような中途半端な前準備になってしまいました……ふぁんっ」
    「……さァっきから、てめェ、よっぽど死にてェよォだな?」
    「そんな事実はありません、とミサカはきりり顔で反論します……あん、あぁ……」
     ……ずちゅ……ちゅ……ちゅ……
     妹達なりに懸命なのだろう、頼りないストロークが続く。
    「ミサカの使命は……本日、24時間以内にあなたを胎内に受け入れること……そのためになら、首絞めファックもだるまプレイも甘んじて受け入れます……と……
    ……あっ……なに……これ……ここに当たると……気持ちいい……」
     妹達の腰がうねるように円を描き、ひとつきごとに凄味が増していく。
     ぐりゅ、ぐり、と、追突に明確な補正が加えられていき、妹達のまぶたが快楽でうっとりと閉じられる。
    「……あっ……これ……これすごい……」
     あっ、あっ、と妹達の身体が跳ね、一方通行の視界に、悩ましくくねる肩が降りかかる。そこから甘い髪の香りがした。




    ---

    鋭意作成中


    あらすじは →こちら です

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    Date:2012/05/28
    Trackback:0
    Comment:2
    Thema:二次創作:小説
    Janre:小説・文学

    Comment

    *

    頑張ってwww
    1人ではレベル6にはなれない
    2人なら!子だくさんなら!! 並べる!越せる!!

    ってかwww
    2010/11/25 【キャンディ】 URL #Bzu7/SWU [編集] 

    *

    ありがとうございます!
    みんなの力を合わせたら超えていけるんですよ!倫理的なものも色々!
    2011/04/20 【kumasan1】 URL #- 

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