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    アニメ・ラノベの同人小説倉庫

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    □ 魔弾の王と戦姫 □

    魔弾の王と戦姫 エレン×ミラ×ティグル

    エレンとミラが仲良くケンカしながら3Pするお話
    どっちの胸が気持ちいいか? 私だろ? 私よ! とかなんかそんなノリです


    例によってわたしが飽きたら唐突に終わります



    2014.09.29 ~5,200字 『ティグル、くる、きてしまう……っ』まで
    2014.10.12 520字追加 
    2014.11.08  870字追加
    2015.04.17 1260字追加

     ティグルはくすんだ赤い頭髪をいらだったようになでつけた。温和な顔立ちがゆがむ。
     焦りと不安で頬を赤くしているティグルに気づき、エレンがくすりと笑った。
    「どうした? お前は誰のものか、思い出させてやってもいいんだぞ?」
     戦場でも際立つ白銀の髪のはざまで、くれないの瞳が印象的に細まる。
    「ティグル。不道徳で恥知らずなこの女に気を使うことなんてないのよ。素直に私が欲しいと言いなさい」
     からかいまじりに告げたのはリュドミラだ。肩でそろえた青い髪が美しい光の輪を描いている。
    「お前は自分の品性について胸に手を当ててよく考えてみろ。……ああ。当てられるほどの胸がないのだったな」
    「胸くらい私にだってあるわよ!」
     リュドミラは早々に短気を起こし、ティグルの手をつかんだ。ぎょっとする本人の意思をおいて、むにゅりと自身の胸に押しつける。
     ――やわらかい。
     左手に、幸福な感触が不本意にも広がった。
    「ねえ、ティグル? 私にも胸はあるわよね?」
     ミラがため息をつきながらしなだれかかる。甘い香りと気配に、ティグルは一瞬にして鼓動が早まった。下半身に熱が集まっていき、言葉を返そうとしても詰まってしまう。
     口が利けないティグルを見て、エレンは再度小さく笑った。
    「お前のサイズでは胸と認識できないようだぞ。……ほら。視線は私にくぎづけだ」
     かがやく白銀の髪をはねあげて、白い裸身をさらす。
     美しいかたちの胸がゆるやかなカーブを描いている。魅惑の曲線は持ち重りのしそうな下乳へと続き、くっきりと濃い陰影をへそに落としていた。
    「そんなことはないわよね? ほら……きちんと触って確かめて……」
     吐息のまじった鼻声がして、ミラの手が激しく動く。強制的にふにゅふにゅともみしだくことになり、ティグルは頭を抱えたくなった。
    「ミラ……いいかげんに……」
     うんざりしたティグルが声をはりあげかけたその時、やわらかい何かが唇に押し当てられた。
     エレンにキスをされたのだと、三つほど数える間をおいて理解する。
    「んっ……んーっ……!」
     ――やりすぎだ……! 悪ふざけにもほどがある……!
     そうたしなめようと決意してみたものの、エレンはくるりと手首を返してティグルの両手を背中に追いやった。関節を決められた、と後悔した時には遅かった。
     エレンが舌をとがらせて内部に侵入させてくる。
     敏感な粘膜の内側が触れ合った。
     これは思ったよりディープな、と、他人事のように考えてみるが、意識をそらすことには失敗した。背骨が残らず砕けるような、それはいやらしく甘い交歓だった。
    「んっ……ティグル……見て。あなたのことを考えると、ここがとても切なくなるの……」
     ミラは泣き声でささやき、ティグルの指先に芯のようなものを擦りつけた。くにゅりと硬く立ちながらも、押すと頼りなく潰れる突起。触れるたびにミラが出す声は、信じられないくらい甘い。くふん、と鼻を鳴らして、夢中でティグルの腕を操り、やわらかいふたつの胸を交互に押しつけてくる。
    「ティグル。つまらん女の声に耳を貸すな。私のほうが背も高いし、胸だってある。お前にふさわしいのは、私だ」
     エレンが苦笑を浮かべる。印象的なくれないの瞳がまっすぐにこちらを射貫いた。
     ――美しい……
     と、これまでに何度覚えたか知れない感想が胸をよぎる。
    「ティグル……お願い……私を見て……」
     ミラは真横からぴったりとティグルに密着した。一糸まとわぬ体がティグルの全身にぴたりと張りつき、持ち主のしなやかさとあたたかさをあますところなく伝えてくる。
    「ティグル……私を選べ。もう、待ちきれそうにない……」
     エレンは片方の腿を持ちあげた。足の間に、銀色の体毛がのぞく。たちのぼる香りは発情した雌のそれだった。
     エレンは羞恥のこもったため息をつく。商売女のような格好を自ら望んで取っているのだ。葛藤がないわけがない。
     耳まで赤くしながら、ためらいがちにそこへ指を押し当てた。すらりとした美しい指が押し開かれ、つられて下の甘皮もよじれて開く。
     赤い膣壁の裏側がのぞけて、おびただしい量の粘液がとろりと太ももにしたたった。
     ティグルはごくりと生唾を飲んだ。二人の姿にすっかり当てられている。
    「わかったよ……ふたりとも。降参だ。俺はどうすればいい……?」
     ティグルがかすれた声でたずねる。
    「簡単なことだ。どちらかを選べ」
    「私を選んだら、素敵な一夜を過ごさせてあげるわ」
    「私と過ごす時間のほうが何倍も心地いいぞ。私にしろ」
    「い、いきなりそう言われてもな……」
     ――そもそも、どうしてこうなったんだ?
     きっかけはいつもの小競り合いだった。胸が大きいほうが感度が悪いとミラが言えば、小さい方は揉みごたえがないとエレンが言い、徐々にヒートアップしていったのだ。
     途中でティグルは何度も仲裁に入ろうとしたのだが、今度は『ティグルに決めてもらおう』と火の粉がこちらに降りかかってきた。
     あしらえばあしらうほど二人ともティグルの同意を得ようと必死になり、服を脱ぎ始めて、揉みくらべをしろとまで言い出した。
     どう考えても超えてはいけないラインを出てしまっているが、二人ともいまさら引っ込みがつかないらしい。
     よく見ればエレンもミラも、恥ずかしさで真っ赤になって震えている。
    「どうした。顔が赤いぞ? 熱でもあるのか? 風邪を引く前にはやく服を着たらどうだ?」
     エレンの強がりにミラはかちんときたらしい。
     侮蔑をおおいに含んだ視線でエレンの裸身を上から下までながめまわす。
    「私の凍漣の効果も忘れたの? 服と一緒に知性も脱いでしまったのかしら?」
     二人は視線で切りあうと、同時にティグルのほうを向いた。
    「ティグル」
    「ティグル!」
     どちらを向いても娘の瑞々しい肌に行き当たり、ティグルは観念して目を閉じた。
     リムの忠告がよみがえる。こういうとき、絶対に二人に優劣をつけるなと念押しされた。どちらを選んでも影響が大きすぎるというのが教師の判断だったが、それはまったく正しかった。
    「ばかばかしい。競うようなことじゃないだろ? 二人とも冷静になれ。俺は失礼させてもらう――」
     ティグルは最後まで言うことができなかった。エレンがティグルの背後に回りこんで、両腕を拘束したからだ。
    「お前はいつも逃げてばかりいるな? たまには武人らしく、覚悟を決めたらどうだ」
     ミラも鼻を鳴らして同意した。
    「おとなしくなさい。私の大切なティグルに痛い思いはさせたくないわ」
     腰に巻いたベルトを抜き取られた。驚きのあまりティグルは声を荒げる。
    「おい、いい加減に――」
     静止するより早く、下穿きを一気に降ろされた。
    「きゃ……っ」
     身体の一部が猛っているのを目の当たりにしたミラが、さっと頬を紅潮させる。
    「こ、これが……ティグルの……」
    「ほう。なかなか立派じゃないか」
     つややかなエレンの声が耳朶をくすぐる。背中に回された手に力がこもり、豊艶な身体が押しつけられた。
     肩甲骨のあたりでむにゅり……むにゅん……と胸がつぶれる。
     吸いつきそうなもち肌がぺとりと密着して、熱く高鳴る鼓動が伝わってきた。
    「どうだ? 私につき立てても構わんぞ? ……突いて、突きまくって、この胸をはげしく揺すりたててみたいとは思わないか?」
     ――エレンに、俺のを……
     獣のように尻を高くもちあげさせ、後ろから激しく突き入れてやれば、エレンの豊かな胸は上下にはねまわるだろう。その感触を手のひらで転がしながら放出するところを脳裏に思い描いてしまい、ティグルは慌てて頭を振った。
     ――なんて想像をしているんだ、俺は!
    「私でもいいのよ? ティグル」
     ミラはひざまづいた。そのひかえめな胸の丸みに、ティグルの亀頭の先端を押しつける。
    「んんっ……あ……」
     かたくそそり立った雄で自分の敏感なところをもてあそびながら、ささやかな谷間をめいっぱいに擦りつける。
     とろけるような肉質の部分でしごかれて、ティグルはそれだけで限界をむかえそうになった。
     ――待て……まだ早すぎる!
    「……この胸を欲望の限りに汚すことを許すわ。最後にはちゃんと私の中で果てさせてあげる。光栄に思いなさい」
     信じられないようなことをミラがささやいた。
     彼女は驕慢な性格で、誇りの高さも戦姫随一だ。その彼女が子をやどすリスクを負いたがるとはとうてい思えない。本当に正気なのだろうか。
     ミラはとろんと蕩けた顔で、一心にティグルに奉仕している。どうやら、いろんな意味で正気ではなさそうだとティグルは思った。
    「……相変わらず卑劣な手段で自分を売り込む女だな。ティグル、まさか私が種付けを許さないとでも思っているんじゃないだろうな?」
     エレンは熱くささやいて、首筋に舌を這わせた。
     ぞわぞわと肌をあわ立てるティグルにくすりと妖艶な笑みを送って、美しく整えられた爪でティグルの胸をいじりはじめた。
    「気が済むまで好きなだけぶちまけていいんだぞ? お前の好きなやり方で試してみろ……」
     器用な指がさわさわと乳首をなであげ、ゆっくりとじらすようにこすりたてる。
     小づくりの舌が耳の穴にさし入れられた。
    「はぁ……っ、私を、選ぶわよね……?」
     ミラは肩口を揺らして、懸命に身体をすりつけてくる。
     うすい肉づきに亀頭の先が埋まるたび、吊皮のところが絶妙に擦れる。
     二人がきそって愛撫をするため、ティグルはゆでだこのように赤くなった。頭がぐらぐらと煮え立つような錯覚がして、立っていられなくなる。
     すっかり腰が抜けたティグルをエレンが支えた。
    「……ベッドに行くよな?」
     ティグルは無言でうなずいた。もう、どちらに入れるかしか考えられなくなっている。

    「……で? ティグル」
    「どっちを選ぶの?」
     二人が期待をこめて見つめてくる。
    「……二人とも、並んで後ろを向いて。同時に相手をする。気に入らなければここでおしまいだ」
     エレンとミラはすばやく顔を見合わせたが、やめられるよりは……と、しぶしぶ納得した。
     ティグルは二人に腰をつきださせて、後背位で両方同時に指をさしいれた。
     つぷり、とぬれそぼるエレンのくぼみに中指の第二関節までが埋まる。
     くちゅり、ととろけきったミラの中から指を引き抜いた。
     同じ動きでならしてやると、二人は同時に声をあげて身をよじった。
    「あぁっ!」
    「くうぅっ!」
     ――すごい濡れ方だ……
     ティグルは興奮のあまり、背中がぶるりと震えた。この襞に火照った自身のものを埋め込んだらどうなってしまうのか、自分でも想像がつかなかった。
     指の数を増やしてはげしくつき立ててやる。
    「あ、あぁっ、くる、なにかきちゃうぅっ!」
     するとまずミラがあまいすすり泣きを上げて果てた。聞いただけで放出してしまいそうな喘ぎに触発されたのか、エレンもほどなくして達する。
    「う……くっ……うぅぅっ、げ、んかい、イ、くうぅぅ、っ……!」
     背中をしならせて快感の余韻にあえぐエレン。ガクガクとはげしく震えていた美しい腰や腿が、力をなくしてだらりと垂れていた。
     国王のみに膝をつくとうたわれた戦姫が、ブリューヌの地方貴族に痴態を晒す理由が、ティグルには理解できなかった。
     頬を上気させてぐったりと身体を横たえるミラとエレンの痴態に触発されて、切れてはいけない一線がぷつりと音を立ててはじけた。
     ティグルはまず、エレンの上にのしかかった。呆けたように揺れる尻の合わせ目をかき分けて、ふっくらとした花弁に矛をぴたりと合わせる。そしてそのまま押し込んだ。
    「……くうぅぅ……!」
     破瓜の衝撃にエレンが眉を寄せる。かたい抵抗にティグルも息をつめながら、一気に貫いた。
    「はっ……あっ……わたし、の、ほうが、さき、だ……!」
     エレンが途切れ途切れに勝利宣言をするが、ティグルは苦笑してそれを遮った。
    「二人同時にって言っただろ?」
     せまい蜜道に無理やりおしこめた分身を苦労して引きぬくと、今度はミラのかわいらしい尻に狙いを定めた。
     真っ白な処女地に肉の杭を一気に突き入れる。
    「あ、……っ!」
     やわらかすぎる中に容赦なく肉棒をつきたてていくと、ブツリと音を立てて襞が引きちぎれ、先端が襞奥まで達した。
    「うぅ……っ!」
     とんでもない熱さと柔らかさだった。そのまま腰を振りたくなる衝動をおさえつけて、ミラの中からもティグル自身を引っこ抜く。
     そして流血の痛みから立ち直りつつあるエレンに再度挿入した。
    「ひぁ……っ! は、いってくるぅ……っ!」
     一度形を覚えこまされたそこが歓喜に震えながらティグルを迎え入れる。ぐちょぐちょの蜜壺にあますところなく絡みつかれて、ティグルはあやうくそのまま出そうになった。
    「う、あぁ……っ! すごい、ティグル、くる、きてしまう……っ」
     エレンが背中をくねらせながら啼く。淫乳がゆさりと重たく揺れる。熟れきった肉の実は挿しつらぬくたびに桃色のつやをはじいて、ぶるぶると跳ね回った。
     だらしなく舌をつきだしたエレンの、せわしなく揺れる腰を抱いて、ティグルはひたすら抜き差しをした。エレンの声が調子をはずれ、甲高く、とぎれがちになる。
    「ひ、あっ……お前のが、すごすぎて、あ、あ、はぁっ、くうぅぅっ……! かきみだ、される、中が、擦られて、ああ、あうぅっ! こし、腰が勝手に、う、動いてしま、う、……はぁっ、ああっ、だめだ、ティグル、ティグル……!」
     ひきしまった重い尻がひときわ強く押しつけられて、ティグルは根元までぐちゅりと呑み込まれた。合間の粘膜がビクビクとけいれんし、肉竿を強烈にしめあげる。
     エレンはべたりとシーツの上に伏せた。たわわな乳肉が容赦なくつぶれてわき腹のほうにまではみ出る。高く尻を掲げたままのまぬけな姿勢でエレンはガクガクと体を震わせた。
     余韻でわななく太ももの間から、ティグルは気の遠くなるような苦痛をこらえてひきぬいた。
     あともう少しで達するところだった。これでは二人平等にと宣言したことが嘘になってしまう。
    「遅いわよ……私を忘れたの? ティグル」
     二人のやりとりを見守っていたミラが涙目でティグルをなじる。
    「ずるいわ。私のほうがずっとあなたに抱かれたいと思っているのに」
    「ミラ……」
     かわいらしい小尻を引き寄せ、貫通したばかりの膣肉に先端をつっかける。
    「いッ……あァ……入ってくる……っ!」
     肺をよじらせてあえぐミラに背中からのしかかり、胸をまさぐった。下垂する慎ましやかなふくらみが手のひらの中で形を変える。
    「あぁ……ティグルが……私の、なかに……」
     ミラは小柄な身体をせいいっぱい支えて、ティグルを迎え入れた。無様につきだした尻がふるふると揺れている。扇情的な姿勢をとっているのに、どこか小動物のように微笑ましい。
    「素敵……、動いてちょうだい……私をあなたでいっぱいにして……んくぅっ!」
     けなげな台詞がティグルの胸を打った。無我夢中で柔らかい襞肉に男根の瘤を押し込み、最奥まで到達させる。
     限界まで引き伸ばされた膣肉が、溶けるような柔らかい刺激を与えてくる。子宮口の輪が先端に激しくぶつかって、衝撃で中が収縮した。きゅうっと甘く締め付ける秘裂に、ティグルはいくども突き入れた。
     肩を震わせて耐えるミラに下半身を叩きつけつつ、張りのある乳房と乳首をいじくりまわす。幼いふくらみをもみつぶすたびにミラはのどをのけぞらせ、太ももをびくびくと痙攣させた。
    「すごいの、おなかの奥、ごりごりってしてっ、気持ち、イイッ、ひ、あああぅっ……! い、いってしまい、そう、だめ、おっぱいコリコリってしないでぇっ……! がまん、できない、いく、いっちゃっ……あうぅっ……!」
     快感とともに陰茎が暴発し、白い吹き溜まりがミラの胎内で荒れ狂った。
    「きゃはうぅ……! 熱い、熱いのが……流れて……、私に、ティグルのが……」
     ドクリと激しく流れ出る精液をミラの中に塗りたくり、ティグルは満足とともに熱い息を吐き出した。
    「……あァ……好き……ティグル……」
     ぺたりとシーツの上につっぷしたミラの花弁がうごめいて、つぅっと白い液をこぼした。子どものように小さな背中が汗にまみれて赤く染まっている。
    「なんだ、もう出してしまったのか?」
     不満そうなエレンの声とともに、ふわりといい香りがした。横からしなだれかかる極上の肥大乳房に、かっと脳の血圧が上がる。
    「どうした、こいつに興味があるのか? 食い入るような視線だな」
     エレンは上機嫌に言うと、熟れきった美乳に手をかけて、みずから揉みしだいた。むぎゅ……と紡錘形の乳肉がつぶれて、形を変える。本当に柔らかそうだ、とティグルは唾を飲んだ。
    「この胸はな、ミラとは一味違うぞ。ほら……どうだ? お前のを呑み込んでも、まだこんなに肉が余っているだろう。……んっ……」
     エレンは極大双乳の谷間に、ずっぽりとティグルの陰茎を挟み込んだ。淫肉が柔軟に形を変えて、男根にぴったりと吸い付き、カリ首の裏まで包み込む。そのまま、エレンは柔肌を擦り合わせた。
    「……む、胸が、擦れて……んんっ……いい……カリ首が引っかかって……乳首の、中に……っ、あぁっ、いいぞティグル、また熱くたぎってきたじゃないか……はっ、あっ、あぁっ……お前の子種で……ぬるぬるすべってっ……胸が……熱い……溶けてしまいそう、だ……」
     悩ましい吐息をつきながら、エレンはぴったりと合わせた乳穴に、ティグルの男根を深々と貫通させる。擦れ合った谷間が、ぬちゅくちゅと卑猥な音を立てた。重たそうな二つの球状乳房がぶるぶると激しく震える。
    「いい……っ、乳首が……ずぽずぽ犯されてぇっ……! くぅ、あぁぁっ……胸だけで、こんなにいいなんて……っ!」
     胸を挟んで支える手が、さらに乳肉をきつく絞り出した。乳の膣肉と化した穴の中で、勃起がにゅるにゅると押し潰される。ドロドロに溶けていきそうな快感が、ティグルの背筋に走った。
    「……ちょっと! 私を忘れないでちょうだい!」
     怒ってティグルの袖を引くミラは、はぁはぁと荒い息をついていた。見るからに疲労困憊している様子だ。
    「ティグル……こっちを向きなさい」
     興奮で顔を赤く染めながら、ミラはティグルに手を伸ばした。ティグルの両頬をつかんで、頭を引き寄せる。ティグルは顔を真横に向けさせられた。
     ミラのどこかあどけなさを残した美貌がティグルに近づいてきて、唇が重なった。
    「……んんっ……んちゅっ……んうぅ……あぁ、ティグル……とっても素敵よ……」
     ミラはうっとりと目を閉じた。彼女の舌が可愛らしく動き、下唇をなぞる。柔らかな粘膜が、口を開けてほしそうに行き来した。
    「おい、私がティグルに奉仕しているんだぞ。横から手を出すな。……ティグル、こちらを向け。ほら、こういうのも悪くないだろう……?」
     エレンはあからさまに気分を害した様子で、男根をずぷりと乳穴に貫通させた。顔をのぞかせた亀頭に、エレンの綺麗な唇がねっとりと絡み付く。
     乳肉を激しく揺すりたてながら、エレンは先端をちゅるんと口内に収めた。
    「ん、ぅぅっ……んぁ、あぐ、っ……」
     エレンの熱い舌と唇が亀頭にむしゃぶりつき、れろれろと舐め上げる。透明な唾液が鎖骨や谷間にしたたり落ちて、肉棒をぐちゅりと濡らした。
     興奮で毒々しい赤色に染まった乳首を肉棒にこすりつけつつ、エレンは一心不乱に胸肉を上下させた。極上の柔乳がぬっ、ぬっ、とリズミカルに動き、肉棒に浮いた血管を押し潰しながらスライドする。


     


     不自然な高さに腰を突き出したエレンがいきなり崩れ落ちた。
    *    *    *

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    Date:2015/04/17
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